皆さんこんにちは!
C4C広報チームの隈本(くまもと)です。
「新人エンジニア向け」の記事企画をスタートしていたのを皆様お忘れでないでしょうか??(久しぶりの投稿ですが、、💦)
「IT業界に入ったけど、右も左もわからない・・」という新人の方々を対象に、知っておくとちょっとお得な情報を載せていきます。
C4Cメンバーが「新人に知って欲しい・理解して欲しい!」と思うことを記事にしていきます。
第2回はなんと資格部でもおなじみ福島さんが書いてくれました!!
それでは第2回の記事をお楽しみください!
第2回「ITリテラシーを学ぶ」
はじめまして!C4Cクイズ担当の福島です!
残念ながら当記事にクイズは出てきません。。(悲しみ)
今回のテーマは「ITリテラシー」です!
勉強した方がいいITリテラシーって何なのか?みたいな話です。
業界に入った頃に困った経験をもとに書かせていただきました。
もしかすると私と同じような経験をされる方もいると思うので、ぜひ読んでみてください!
目次
1.知らない知識へのアプローチ、仕事への臨み方
2.「ITリテラシー」って具体的に何なのか
3.学ぶべきITリテラシー
4.資格部について
1.知らない知識へのアプローチ、仕事への臨み方
知らない言葉に遭遇したとき、皆さんはどうしてますか?
例えば…
・アジェンダ
・リスケ
・プライオリティ
などの使い方は知っていますでしょうか。
私は1年目の頃に1人で現場に出ていましたが、これらの言葉が飛び交う現場でした。
「ここじゃやっていけないかもしれないな」と思ったのを今でも覚えています。
私は不安に駆られて毎日ビジネス用語をネットで漁りましたが、ビジネス用語の量は想像よりも多く、すぐに不安を拭うことはできませんでした。
聞きなれない用語を調べ続ける日々を過ごし・・・
ある日私は勇気を出して現場の経理部のEさん(お客様)に「ビジネス用語ってちょっと苦手なんですよね」と打ち明けたところ、Eさんからは「僕も最初の1年はそんな感じでしたね(笑)」と返していただき、
Eさんとビジネス用語についての話をしたり、その後ものすごく仲良くなることができました。
家に招いて雑談したこともあります笑
それが良かったからなのかは分かりませんが、現場の方からは「中途採用でウチに来てほしい」という声をいただいていました。
今でも知らない用語はたくさんありますが、苦手意識はほとんどありません。
大切なことは、「知らない言葉をそのままにしておかないこと」と「人に聞く勇気を持つこと」だと思います。
特に、変なプライドを持ってしまって人に聞けない人がたくさんいます(私も以前はそうでした)
「仕事にプライドを持つ」ことと「自意識が過剰」なことは別モノです。
私が好きな漫画のアイシールド21にはこんな言葉が出てきます
「『俺は誰にも負けない』そういうプライドがある奴は本能的に全身を捨てる。 ボールの為に」
【アイシールド21】16巻
めちゃくちゃいい言葉ですね!
仕事でも同じだと思います。
自意識過剰な人は保身に走って仕事を失い、仕事にプライドを持って臨む人は結果的に高い評価を得られるはずです。
2.「ITリテラシー」って具体的に何なのか
ITリテラシーに該当するものをいくつか挙げるとすれば、
・パソコンの操作方法
・EXCELの使い方
・インターネットの使い方
あたりが一般的なイメージですかね。
上に挙げたものを見て、それくらいできるわー って思いましたか?
では、パソコンがどうやってハードディスクにデータを保存しているか理解していますか。
EXCELのマクロでDB(データベース)にアクセスすることはできますか。
ブルートフォース攻撃をどのように行うか知っていますか。
と聞かれると、ちょっと微妙な人も多いんじゃないかと思います
しかしながら、知っていないと困ることは無数にあります。
私が過去に困った例としては「WEBサイトに繋がらない原因が何なのか分からなかった」ということがあります。
そういうときの原因の切り分け方を知らなかったし、原因の候補を知らなかったということになります。
原因を切り分けるなら、
別のサイトにアクセスできるか試してみると、(サイトを配信する)サーバー側の問題なのか、ネットワークの問題なのかが分かるかもしれません。
ルータを再起動するとか無線から有線にしてみるとかしてみればルータの異常が分かるかもしれません。
PCからルータにpingを飛ばしてみるとか、tracertコマンドでgoogleにアクセスしてみるとかすれば、ルータの問題なのか、回線の問題なのか、WEBサイト側の問題なのかあたりは分かるかもしれません。
ITリテラシーとはそういうことで、詳しく学ぼうと思えばおそらく際限がありません。
じゃあ何を学べばいいんですか?っていう話ですが、
僕が考えるのはズバリ
「ITパスポート」や「基本情報技術者」といった資格試験の内容です!!!
3.学ぶべきITリテラシー
自分がやりたいことや仕事で使う技術は”深く”学ぶ必要があるのですが、ITリテラシーは”広く浅く”把握しておくのがよいと思っています。
例えば、バックエンドの開発をしたい人はバックエンドの開発について深く学ぶ必要があるのと同時に、フロントで使ういくつかの概念を学んでおく必要がありますよね(HTML/css/JavaScriptあたり)
ただし、広く浅く把握すると言っても、IT初心者は何を学べばよいのかすら分からないはずです。
そこで有効なのは「ITパスポート」や「基本情報技術者」といった資格試験の範囲をさらうということです。
基本情報技術者試験とは?(引用:SAMURAI ENGINEER BLOG)
企業のIT部門の方は「ITパスポート」の内容は当然知っている前提で話をしてくるでしょうし、
開発者間では「基本情報技術者」試験の内容は当然知っている前提で話をすることが多いです。
ちなみにITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者の順に知識の専門性が上がるだけで、概念的に学ぶ範囲はすべて同じです。
試験内容を把握し、その上で仕事に使う範囲を深く勉強するのがベストかなと思っています。
4.資格部について
実はC4Cには「資格部」というものがあります。
(知ってました?)
「Oracle Master Bronzeチーム」と「基本情報技術者チーム」の2チームで動いていて、
「基本情報技術者チーム」では現在、基本情報技術者試験の範囲をベースに授業を行っています。
資格を取るだけであれば過去問題をひたすらこなしていれば取れてしまったりするんですが、それだけでは実用的な知識は身に付きにくいです。
また、使い方を想像できない知識というのは時間と共に忘れられていきます。
そこで、知識の具体的な使い方について伝えていくために「基本情報技術者チーム」を設立しました。
ITリテラシーに自信が無いという方はぜひ利用してみてください!
+基本情報技術者の資格を取ることのメリットについて少し。
基本情報技術者試験の合格率はおよそ20~25%くらいに収まっています。
学習範囲も広く、それなりに攻略難易度が高い資格と言っていいです。
(そんな資格を取ったとなれば、きっと多くの人に褒められることでしょう~)←冗談です(笑)
基本情報の知名度は高く、当然難易度が高いということも知られています。
雇用する側からしてみると、資格を持っているだけで「おっ」となるはずです。
現場に入ってからある程度自分で勉強しないといけないということも多く、
難易度が高い資格を持っていると、「この人は学習する意欲がある人だな」という評価になることも考えられます。
そんなわけで、積極的に取るべき資格と言えるのではないでしょうか。
終わり
以上、第2回の新人向け技術記事でした!
読んでみて「資格部」が気になったという方はぜひ参加をお待ちしています!