こんにちは、C4C 広報メンバーです!
コロナウイルスの影響により在宅勤務や外出自粛が続いていますね。
5月某日、C4Cはこの状況でもテレワークしている社員を盛り上げようと、
リモートでオンライン座談会 第二弾が行われました💻
オンライン座談会開催の経緯については、前回の記事をご覧ください。
デフエンジニアとして活躍している小島皓治さんによる手話勉強会が開催されました!
突然ですが、みなさんは「デフ」が何を意味しているかご存知でしょうか?
デフとは、聴覚障がい者を意味しています。
耳の聞こえ方によって、「難聴者」「ろう者」「聴覚障がい者」「耳の不自由な人」など呼び方が変わりますが、このような方々をデフと表現できます。
C4Cでは2018年からデフエンジニアの活躍をサポートするデフエンジニア事業部が発足しています!
(詳しくは有馬さんの記事を読んでください)
今回の座談会では、デフへの理解を深めるため
デフエンジニアとして活躍している小島皓治さんと
デフエンジニアリングサービス事業部のマネージャー有馬哲平さんによる手話勉強を行いました!
〜〜小島皓治さんのプロフィール〜〜
1歳のころに髄膜炎の病気かかり、聴力を失う。
1歳~5歳は補聴器装着しての生活、5歳から人工内耳を装着するようになり現在はC4Cでデフエンジニアとして活躍中。
(小島さんについては、下記リンクの紹介記事もあわせてチェックしてみてください👇👇)
デフエンジニアからみる世界、そして未来に叶えたいこと
〜〜有馬哲平さんのプロフィール〜〜
20歳のときにデフである現在の奥さんと出会い、その後デフの方々と交友関係をもつように。
デフエンジニアの活躍をサポートするためにC4Cデフエンジニア事業部を立ち上げ現在はマネージャーとして活躍中。
(有馬さんについては、以前投稿したインタビュー記事もあわせてチェックしてみてください👇👇)
https://www.c4c.co.jp/coco/articles/314
💡デフの聞こえ方の違い & 困っていること💡
聞こえ方にも個人差があります。
基本的には、口の動きで話の内容を把握するようですが、アナウンスや電話だと内容を把握できなかったり、大勢だと会話についていけなかったり、中には音が全く聞こえない人もいらっしゃいます。
困っていることとしては、会議や飲み会での会話内容を聞き取れないことや電車などの社内アナウンスもわからないことがあげられます。
人工内耳はなんと、100万円ほどかかるそうです。💸💸
3,4日に一度、電池を変えないといけないため、常に電池を持ち歩いているとのこと。
💡コミュニケーション方法💡
デフ同士の場合は、「手話」「身振り(ニュアンスが伝わる)」「表情(怒って
いる?悲しい?等)」「口話」でコミュニケーションを取ります。
比べて、相手が健聴者の場合は、「筆談」「紙やパソコンで文字にする」「口話」でのコミュニケーションが主になります。
💡健聴者からみたデフとは💡
ここでは、有馬さんからみたデフの方々の印象をご紹介します。
● 手話が使えなくてもコミュニケーションが取れる!
全く手話ができなかったけれど、言いたいことが伝えられないということはありませんでした。
● デフの人たちは健聴者を怖がっている!
外国にいくとその国の言語をうまく話せるのかという不安と同じように知らない人に話しかけるのは不安です。デフの方は、簡単な手話だけでもすごく喜んでくれます。健聴者から積極的に話してあげましょう!
● カラオケ好きが多い!
聞こえないので、音程もわからないし、リズムもわからないけれど歌詞をみて思いのまま歌う人が多いです。歌いながら手話でミュージカルのように表現している人もいます🎤~ ♪ ♫ 🎶 ~
● コミュニケーション能力がないのは健聴者側!
コミュニケーション全然とれるじゃん!という印象があります。
小島さんはダンスが好きなのですが、ハワイに行った際にダンスでコミュニケーションをとったらサングラスを頂いたそうです!
● 世の中はデフにとって、実に不便なことが多い!
デフ本人は聞こえないのに、本人しかだめという電話が多いです。
✌🏻指文字 & 手話 ✌🏻
指文字とは、手で五十音と数字を表すものです!
さっそく、小島先生から指文字を由来とともに、五十音と数字を伝授していただきました。中には、指がつりそうになる人もちらほら…笑
まずは、自分の名前だけでも覚えよう!ということで一人ずつ指文字で練習です。
その後、「自己紹介」「年齢」を手話で練習しました!
最後に
みなさん、いかがでしたか?
C4Cではデフエンジニアリング事業部として一人でも多くのデフの方が活躍できるような環境づくりを進めています!
この記事がこれまであまりデフの方について知ることがなかった方の関心のきっかけになると嬉しいです。
私も手話での自己紹介を覚えたので、デフの方にお会いした際に使ってみたいです!
今後もC4Cについての情報をお届けしていきます!