「聞く業務」から「自分で確認できる」業務へ

塩野義製薬株式会社では、薬剤師から寄せられる、医薬品の使用期限確認が日々の業務負担となっていました。
薬剤師が使用期限を調べる際に医薬情報センターへ問い合わせる運用が続いており、その件数は月150件にも上っていました。

こうした状況を改善するため、デジタルマーケティング推進室は、社内システムの一環として、使用期限を登録・検索できる仕組みの検討を開始しました。
同室がシステム開発で特に重視したのは、費用を抑えながら、できるだけ早く現場に届けることです。

限られた予算とスケジュールの中で、塩野義製薬は、予算面・納期面の双方で条件に合致するパートナーとしてC4Cを選定しました。
今回が初めての依頼だったこともあり、コミュニケーション面を重視していましたが、やり取りはテンポ良く進み、細かな確認や修正もスムーズに行うことができました。
要件がまだ固まりきっていない段階においても、C4Cは意図を丁寧にくみ取りながら、アジャイルにシステム設計を行い、具体的なシステムとして形にしていきました。
そうした柔軟な対応は、非常に心強いものだったといいます。


社内問い合わせを約60%削減

完成したシステムにより、使用期限確認の流れは、薬剤師が「医薬情報センターへ問い合わせる」形から、「その場で自で確認する」形へと変わりました。
その結果、薬剤師からの使用期限に関する医薬情報センターへの問い合わせは、月150件から60件へと減少し、約60%の削減を実現しました。

問い合わせ対応が減ったことで、薬剤師は確認作業にかかる手間や待ち時間から解放され、本来の業務により集中できるようになりました。
塩野義製薬では、今回の取り組みを小さな改善ではあるものの、確かな成果を生んだDXとして評価しています。